転職する場合には、自分を売り込む材料が必要です。
その場合真っ先に思いつくのが資格ですが、資格取得を中心に据えた転職には、大きな落とし穴もあります。
「資格を取れば希望業界への転職はOK」
「資格は多ければ多い方が良い」
・・・残念ながらどちらも100%正解ではありません。
たとえ現在の雇用が流動的だろうが、
市場で求められているのは、常に即戦力だからです。
では、資格は取るだけ無駄か?
そうでは、ありません。資格を取ったことは、採用側も大きく評価してくれます。
大切なのは、資格を持っている事をアピールするのでは無く、
資格を取得したポテンシャルとヤル気を資格取得にからめてアピールしていくことです。
ここでは、資格と転職についての関係を
少しポイントを絞って説明していきます。
答えはNOです。
資格は量よりも質です。
初級レベルの資格を一杯もっているより、
上級レベルの資格を1つ取得しているほうが 評価は高くなります。
また、全く違う分野の資格を複数持っていても、
自分のキャリアに対する 説得力に欠けます。
どうせ一杯とるなら、自分のキャリアプランを良く考えて、
一貫性のある資格 体系で取得したほうが、評価は高まります。
あと当然のことですが、だれにでも簡単に取れる資格は、
市場価値も低いです。
医師等、資格が無ければ商売出来ない独占資格なら別ですが、
一般企業の場合、資格さえ取得していれば、
異業種への転職が可能かというとそうでもありません。
それは、ある程度しっかりした企業になればなるほど、
資格よりも経験を重んずる傾向があるからです。
かくいう私も転職する際、少し方向性の違う異業種を狙いました。
・・・が、どの企業でも、現在の職種なら採用 という厳しい返事が続き、
最終的には経験ある職種の延長線にある仕事に落ち着きました。
とは言っても、どうしてもその仕事で成功したいという強い意志があれば、
資格取得+ヤル気のアピールによっては、絶対無理な事ではありません。
要は、資格を取得したのも、
この仕事をどうしてもやりたいからだという強い気持ちが相手に伝わればよいのです。
最近人気の社会保険労務士など資格をとることにより、
独立開業が可能なもの も数多くあります。
では資格をとって独立・開業すれば、
大金持ちとまではいかなくとも 食うに困らないだけの収入は得られるのか?
答えはNOです。
結局の所、独立開業後に一番ものを言うのは、営業力です。
いくら仕事をこなす力があっても、お客さんがいないことには 始まらないからです。
地域の商店街の寄り合いにマメに顔を出すとか
地道な営業活動出来なければ 成功は難しいでしょう。
